歴史(聖徳太子の政治)

豪族たちの戦い

・6世紀ごろ、朝廷では豪族同士の争いが続き、地方では豪族が反乱を起こす。

・豪族同士の争いの中から、渡来人と結んだ蘇我氏が勢力を伸ばす。

聖徳太子の政治

・6世紀末、聖徳太子厩戸皇子厩戸王)が推古天皇の摂政になり、天皇中心の国づくり(中央集権国家)を目指す。

・摂政:天皇が女性であったり、幼かったりしたときに天皇に代わって政治を行う。

蘇我馬子聖徳太子と協力して政治を行う。

冠位十二階:家柄にとらわれず、才能や功績のある者を役人に取り立てる。

・・・役人の位を冠の色で区別。

十七条の憲法:てんのうの命令に従うべきことなど、役人子心構えを表したもの。仏教や儒教の影響が見られる。

 

十七条の憲法

第1条 仲良くすることを大切にし、人と争うことのないようにしなさい。

第2条 あつく三宝を敬いなさい。三宝とは仏とその教えと僧侶のこと。

第3条 天皇の命令を受けたら必ずつつしんで従いなさい。

 

遣隋使:隋への外交使節。7世紀初め、小野妹子を隋に派遣。

・・・数多くの留学生や僧が従い、中国の進んだ制度や文化を学ぶ。