2022-09-28 歴史「宗教」 仏教のおこり 仏教:紀元前6~紀元前5世紀ごろにシャカ(ガウタマ=シッダールタ)がインドで開いた宗教。 ・教え:あらゆる人間は平等であり、欲望や怒りといった心の迷いを捨て去ることによって、人生の苦しみから逃れてっさとりの境地に達することができる。 ・広がり:諸王朝の保護を受けて栄え、東南アジア各地や中国・朝鮮・日本などに伝わる。→その後、インドでは仏教に代わってヒンドゥー教が広く信仰されるようになる。 キリスト教のおこり ・背景:ローマ帝国の支配下にあった地中海東岸のバレスチナ地方では、ユダヤ人が重税に苦しむ。 ・イエス:パレスチナ地方でユダヤ人の子に生まれる。ユダヤ教をもとにして、神の愛と人類の平等・救済を税き、人々に救世主(キリスト)として迎えられる。 →その後、ローマ帝国に反抗したとしてとらえられ、十字架にかけられる。 ・キリスト教の成立:イエスの教えは弟子たちにより、キリスト教として確立される。 →各地に伝えられ、協会も作られる。 ・キリスト教とローマ帝国の関係:ローマ帝国は、はじめキリスト教を追害していたが、4世紀末には国教とする。 イスラム教のおこり ・イスラム教:7世紀前半にアラビア半島で、ムハンマド(マホメット)により開かれた宗教。 教え:アラー(アッラー)を唯一神とし、神に絶対的に従うことを税く。 ・「コーラン(クルアーン)」:イスラム教の聖典。 ・広がり:アラビア半島から西アジア、北アメリカ、東南アジアなどに広まる。